戦後劇的な変化を遂げてきた日本。
今の子供たちには想像もつかない生活の中で、私たちの親は育ちました。
戦争体験。豊かさのかわりに忘れ去ってきたもの。
しかし、語る機会も時間もままならない日々の暮らし。

誰の「人生」にもドラマがあります。そこには思いがあり、生きざまがあるからです。
言葉にし、形に残し、手渡していくことの意味。「人生」を語り継ぐことの大切さ。
親から受けてきた愛。子どもを慈しむ思い。孫への限りないやさしさ。
出来上がった本は、リレーのバトンのような存在となります。
バトンを受け取った子どもたちは自分がどこからやってきたのかを知ります。
自分の人生を生き抜く勇気をもらいます。
親から子、子から孫へと大切に残す一冊となるはずです。
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