納骨の日。本は出来上がりました。
タイトル『おばあちゃんはね..』は彼女の口癖でした。
おばあちゃんの口調そのままに懐かしいできごとが綴られた本。
本を読んだ14歳のいとこが、ぽつりと言いました。
「おばあちゃん、こんなすごい人なんだ。俺も頑張んなきゃ。。」
「俺、勉強や学校は嫌いだけどお菓子作りは好きなんだ」
学校嫌いの彼の精一杯の宣言でした。

おばあちゃんが教えてくれた「人生」を語り継ぐ大切さ。
おばあちゃんとの本当の出会い。
それは宿題がなければできないことでした。
きっかけがなければ、始まらないこともおばあちゃんは教えてくれました。
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